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シュバイチェル特務部隊活動日誌
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当ブログは、RagnarokOnline Lisaサーバーにおけるギルド「シュバイチェル特務部隊」の活動記録です。
ギルドの詳細については、こちらの記事をお読み下さい。
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近況報告と更新予告

2007/06/06 15:09
 皆様、7ヶ月ぶりのご無沙汰です。
 長らく更新を怠って申し訳ございませんでした。
 今回はこの間の特務部隊の活動に関する報告と、次回以降の更新予定についての告知です。

 前回の調査(ボヘミアン村編)終了後、2006年内〜2007年初頭にかけては、特に大きな活動もありませんでした。
 年末年始で隊員たちのリアル事情が忙しかったせいもあります。

 2007年1月の終わりごろから5月にかけて、特務部隊は1つ大きな調査を行っています。
 イズルードの海底神殿に関する物で、これについてはリアルタイムで記事を書くべきでしたが、色々な事情から更新を怠ってしまいました。

 そして去る6/5、特務部隊長ナタリーがおかげさまで転生を迎えました。
 足かけ4年かかっており、個人的には非常に大きな節目でした。

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 特務部隊はナタリーが一人で平均レベルを突出していた部隊なので、この転生で実質的な戦力はガタ落ちになったとも言えます。
 そんな事情もあって、6月中はしばらく大きな調査をしない予定です。
 そこでこの間を使って次回以降の更新で、回顧録のような形になりますが先の伊豆海底神殿調査について書いていきたいと思います。
 
 おまけ。
 転生直前の特務部隊。

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 転生直後の特務部隊。

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 平均レベルのガタ落ちっぷりで、色々と察して頂けたらなと思います。
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ボヘミアン村の謎を追え! その5(後編)

2006/11/09 21:35
(続き)
 ボヘミアン村南東方面、赤紫色をした崖が特徴的な小島。
 ナタリー以下、特務部隊の3人はここにやって来ました。

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電波ローグ 「ここがどうかしたんですか?」
ナタリー 「何もないでしょう?」
電波ローグ 「ですねぇ」
ナタリー 「何もないのに、なぜわざわざこんなところに橋を架けたのでしょう? その事実と、この周囲の赤みがかった土が、私にある仮説を導かせました」

 バルムント予言第14篇。
 この詩は一見無関係そうながら、実は今回の事件について的確に予言していたものでした。

 人なる獣の四なる理より外れし一が地を覆うだろう
 人と獣を殺し尽くし、なお草と花をも燃やすだろう
 残された者たちは飢えに苦しみ、光を求める
 その光は百年の後に、北よりもたらされるだろう


 まず一行目。これはまさしくコボルドアーチャーのことを語っていました。
 レ社に追われて逃げてきたボヘミアンが、ここを仮住まいに定める……しかし、コードの森で大繁殖したコボルドが勢力圏を広げ、彼らの中でも遠方狩猟担当のコボルドアーチャーが、ここに現れ始めます。
 ジュピロスの末裔とはいえ、レ社から一方的に逃げるしかできなかったように、ボヘミアンの技術は非軍事的な物が中心だったと考えられます。そんな彼らにとって、コボルドアーチャーは存亡の危機だったことでしょう。

 そして二行目。「人と獣を殺し尽くし」から分かる通り、ボヘミアンと彼らの足であった「馬車を牽いていた何か」が、全滅しかけるほどまで追い詰められます。
 ですが、「草と花をも燃やすだろう」……つまり、樹は残るのです。
 彼らの持つ根幹技術である、イグドラシル建材の技術だけは。

 三行目。「残された者は飢えに苦しみ、光を求める」……しかしこのままでは、その最後の技術さえも失われてしまいます。そんな彼らを救ったのが、

ナタリー 「四行目。『その光は百年の後に、北よりもたらされるだろう』……実は、この四行目の読解は非常に困難を極めました」
電波ローグ 「北のレッケンベル?」
ナタリー 「自分たちを追い込んだレ社が、彼らを救うと?」
電波ローグ 「確かにそうですよねぇ……」
ナタリー 「もっと近く。北、正確にはこの地の北東には、何があります?」
電波ローグ 「えーと……ミョルニル山脈?」
ナタリー 「その先には?」
電波ローグ 「えーと、えーと、アルデバランですか? ……あ!」

 そう、アルデバランには時計塔があります。
 そしてボヘミアン村のすぐ北西には、GH城が。
 この二つは、実は同じ組織によって建造されています。その組織こそ、地上楽園建設推進委員会、通称地楽委です。
 実はシュバイチェル特務部隊は、この地楽委と浅からぬ因縁があります。過去の調査において幾度か、この地楽委が仕掛けた(と思われる)陰謀や計画に直面しているのです。
 いつも遅すぎたせいで、結局それに対して何もできないのですが。
 そして、その地楽委が今回の事件においても絡んでいる……これは由々しき事態だと言えるでしょう。

ナタリー 「ところでですね、果たしてボヘミアンは『光』が現れるまで、本当に百年もの長きに渡り、コボルドアーチャーと戦ったのか? 私は、それには『ノー』と答えます。
 何故なら、この地には百年に及ぶ戦いの爪痕がありませんから。戦い自体はもっと短期間で、そして圧倒的に終わったのだと考えるのが自然でしょう」
電波ローグ 「じゃあ、百年って言うのは大げさに例えたんですね?」
ナタリー 「いえ、そうではありません。私は『百年』というのは、実は時間を指す物ではないと考えます」
電波ローグ 「え?」

 「百」を古代言語(※英語)で表記すると、「hundred」になります。
 hundred。「hund」「red」……「hand」「red」、つまり「赤い手」です。

ナタリー 「赤い手。そんな魔物が、すぐ近くのGHにいると思いませんか?」
電波ローグ 「もしかして、スティングですか?」

 スティング。「窓手」などの相性でお馴染みの魔物です。
 無形種族ということからも分かる通り、この魔物は泥に魔術で仮初めの生命を与えた物だと推測されます。

ナタリー 「ボヘミアンを救った『何者か』は、GHから大量のスティングを召喚しました。その力で一時的にコボルドアーチャーを駆逐し、ボヘミアンを自らのテリトリー内へと招きます。そして役目を終えたスティングは、冒険者に倒された時と同じように、泥土へと帰ります。そう、赤みがかった大量の泥土に」
男装の女騎士 「この小島がスティングの死体でできていると仰るのですか?」
ナタリー 「死体と言うか、かつてスティングだった泥ですね」

 GHから大量のスティングを召喚するほどの魔力を持ち、かつ同時にボヘミアンの名を王国の公式文書から抹消し、そして今現在も彼らの持つジュピロスの技術を抱え込んでいるのは一体何者か?

 ここまで来れば、もうお分かりですね。
 そう……全ては地楽委の陰謀だったのです。

 以前の調査で、特務部隊は王国の上層部が地楽委と繋がっている可能性を掴んでいました。
 だからこそ、今回の「王国の公式記録を彼らが抹消した」という結論が導かれた訳ですが……それだけに、この驚くべき結論を、そのまま上層部に報告する訳にはいきません。
 特務部隊の身が危険なだけでなく、余計なことを知った監査役の中年騎士、男装の女騎士の二人の命まで狙われる危険が予測されます。
 そこでナタリーは、先週の仮説を元にした報告書を纏め、それを提出することとしました。残念ながらこの真実は、闇に葬られることとなったのです。
 しかし。特務部隊は今後も、世界の謎を追い続けます。その過程に地楽委の影がある限り、特務部隊は彼らとどこまでも戦い続けることでしょう。
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ボヘミアン村の謎を追え! その5(前編)

2006/11/09 01:00
 記事に纏めるまでにずいぶんと間が空いてしまいましたが、10/17にボヘミアン村の最終調査が行われました。

 前回の調査の報告書を、監査役である男装の女騎士嬢に提出するナタリー。
 しかし彼女がそれを受け取って開いてみると……

男装の女騎士 「あのー、何も書いてないように見えるんですけど……」
ナタリー 「ええ。なぜならまだ、そこに書くべきことなど何もないからです。調査はまだ終わっていません」
電波ローグ 「えぇっ!?」
ナタリー 「私たちは、どうやらとんでもない思い違いをしていたようです

 某ルポルタージュのお馴染みの台詞を、びしっと言い放つナタリー。
 同席していた二人とも、呆気に取られるばかりです。色々な意味で。

ナタリー 「先週の仮説では、どうしても説明できない点が一点あるんです。そこから独自に調査をした結果、恐るべきことが判明しました。その説明のためにはボヘミアン村にもう一度行く必要があるので、まずは説明できない点からお話ししましょう」

 そもそもこの謎は、ナタリーがシュバルツバルド共和国の公式文書を調べ、そこに「ボヘミアン村」の名が見付からない、ということから始まりました。
 その後の調査で、ルーンミッドガルツ王国の公式文書からも、彼らの名は抹消されていることが判明した訳ですが……

ナタリー 「いいですか? 先週の仮説では、ボヘミアンたちは不自然なくゲフェンに溶け込むために、自らの技術を王国なりゲフェンに提供する見返りとして自分たちの存在に関する偽装をしてもらった……ということになりますね。ならば、どうしてシュバルツバルドの公式文書から彼らの存在が抹消されてるんですか?」

 そう、これが先週の仮説では説明しきれない点でした。
 ボヘミアンはシュバルツバルド共和国全体からすれば、もはや他国の住民となった小さな存在ではありますが、同時に正統なジュピロスの末裔であることはすでに過去の調査で判明しています。
 そして共和国にはもう一つ、ジュピロスの正統後継者を目する存在があります。そう、言うまでもなレッケンベル社です。

ナタリー 「いいですか? レ社は古代技術を独占し、我が国を半ば支配しています。そんなレ社の前に、自分たちと同等の技術を持つ流浪の民が現れたら?」
電波ローグ 「つまり……レッケンベルがボヘミアンをみんな連れ去った?」
男装の女騎士 「まさか、件の研究所に運ばれたとか?」
ナタリー 「いえ、連れ去ってはいないはずです。レ社が連れ去ったのであれば、今度は王国側の公式記録が改竄されている説明が付かなくなりますから。私は、王国側の記録を改竄したのは別の存在だと思っています」

 王国の記録を改竄した存在と、共和国の記録を改竄した存在はそれぞれ別。
 これが、ナタリーの到達した結論の第一の要諦です。

電波ローグ 「別の存在?」
ナタリー 「……その存在について話す前に、現地へ向かいましょう。続きはそちらでお話しします」

 一同は再度ボヘミアン村へ。そして、そこで驚くべき事実に直面するのでした。
後編へ続く)
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ボヘミアン村の謎を追え! その4(後編)

2006/10/12 00:35
(続き)

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 一同が注目した先には、なんと椅子をすり抜けて立つナタリーの姿がありました。

ナタリー 「座ってみようかなと思ったら、見事にすり抜けました!」

 さらに調査を進めた結果、幌もこれと同様の幻影であることが判明しました。幌を突き抜けて頭が見えたり、馬車内に張ったFWが馬車の外から見えたりします。
 しかし一方で、床と車輪は実際に触れることができるので実体があるということも分かりました。
 そんな中、中年騎士は先程の馬車にもあった模様が、今度は完全な形で残されているのを発見します。
 確認を求められてナタリーが模様を見てみたところ、それはなんと古代文明ジュピロスの紋章であることが判明しました。
 ジュピロスと言えば、ナタリーたちシュバルツバルド人の祖と言われる文明です。その紋章はジュノーやリヒタルゼンなど、シュバルツバルドの各地で見ることができます。ナタリーが「どこかで見たことがある」というのも、無理からぬことでした。
 つまり……ボヘミアン村にかつて住んでいたボヘミアンたちは、ジュノーの住民とはまた違ったジュピロス人たちの末裔だったのです。

 余談ですが、これにより馬車の車体に傷がなかった理由も判明しました。前回の資料のナタリー担当分の中に、1000年前の大戦において研究されていた「ある建材」についてのことが書かれていたのです。
 その建材は世界樹イグドラシルを素材とし、その再生力を最大限に引き出すことで、損傷などを受けても瞬時に自己修復をするという性質を持っていました。1000年前に作られていたという「星の世界へ行くための船」にも用いられたという記録もあります(※特務部隊では言った者勝ちです)。
 この馬車の車体がそのイグドラシル建材製だとすれば、車体に傷一つない理由も納得できるというものです。

 さて、では何故そんなジュピロスの末裔たちが、姿を消してしまったのか?
 それに対し合理的な推論を述べたのは、意外にも本来ならお目付役であるはずの中年騎士さんでした。

中年騎士 「嬢ちゃん先生が調べて明らかに証拠隠滅した痕跡があったんだよな? じゃあ『存在しない情報』を隠すためには?」
ナタリー 「……?」
中年騎士 「ボヘミアン村なんてそもそも無かった。だがまるで『その情報だけ消したかのように』しておいたら、 調べる人間は『ボヘミアン村は確かにあったが何者かに証拠を消された』そう思い込むんじゃねぇか?」
ナタリー 「それは、そうなのかもしれませんが……何のためにわざわざ?」
中年騎士 「ボヘミアンという民がこの場所にいた、という確かな証が必要だった」
ナタリー 「誰にとって必要だった……ボヘミアンたち自身? それはつまり、ボヘミアンたちは今でもここではないどこかにいると?」
中年騎士 「案外、近くにいるかもな」

 前回の資料の中年騎士担当分には、ゲフェンの人口推移を記したデータがあったのだそうです。
 それによれば、ある時期急に人口が増えているにも関わらず、出生増加などの記録はないとのことでした。

中年騎士 「故郷を追われ、秘密を抱え放浪の旅を続ける。その全てを捨てて町に溶け込みたい、そう思ったやつもいるんじゃねぇかと……まぁそんな、思いつきさ」

 これにはナタリー、ぐうの音も出ません。中年騎士の説には、十分な説得力があるように感じられました。
 そしてそれが事実なら、こんな大がかりな偽装工作をしてまでゲフェンに溶け込んだボヘミアンたちをこれ以上暴き立てることは、百害あって一利なしです。悲しい歴史を繰り返し、余計な悲劇を生むだけでしょう。

ナタリー 「なんだか、蓋を開けてみたら呆気ない話だったのかもしれませんね」
中年騎士 「というかな、いつもが嬢ちゃん先生の暴走しすぎなだけなんだよ」
ナタリー 「あはは……」 

 歴史の謎は解かれましたが、微妙に後味の悪い結末でした。
 結局、前回登場した大賢者バルムントの予言詩もこの件とは無関係だったようです。

ナタリー 「まぁ、ひとまずこれで復帰して最初の調査は終わりですかね……報告書は来週までに纏めて提出しますので」

 そんなことを言いながら、活動拠点(たまり場)へと帰還するナタリー。
 しかしその胸には、上手く言葉にはできないものの何か「引っかかる点」があるのも事実でした。
 その「引っかかる点」が、まさか次回の調査であんなことになるとは、誰も……そう、ナタリー自身さえも、予想だにしていませんでした。
(※この記録を書いている時点で「次回の調査」は行われていません。ブラフです)
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ボヘミアン村の謎を追え! その4(前編)

2006/10/11 23:55
 また前回の調査から少し間が空いて、10/12にボヘミアン村調査の第4回が行われました。
 今回はいよいよ現地調査です。無人の村に、何が待つのか!?

 村に到着してすぐ目に飛び込んできたのは、現在のこのMAPの通称の由来となった巨大な馬車でした。

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 ちなみに、前回手分けして持ち帰った資料の電波ローグさんの担当分の中に、「ボヘミアン」たちの生活について書かれた本があったそうです。
 それによればボヘミアンたちはこの巨大馬車にテントや家財道具などを積み込み、自身たちは小型の馬車を使って家族単位で移動していたそうです。
 ただ、この巨大馬車を「何に牽かせていたか」だけは、その資料にも載っていないとのことでした。

 と、その時。中年騎士さんが重要なことを発見しました。
 馬車の牽引部の根元に何か模様が描かれていたのを、ナイフで削り取ったような跡があるというのです(※特務部隊では言った者勝ちです)。
 この模様、削られ方が乱暴なのではっきりとは分かりませんが、ナタリーには見覚えがあるような気のする物でした。
 他の馬車を確認するため、一同は北東に残された村落跡へ向かいます。

 MAPの北東方面には多くのテントが残っていました。そればかりか、その1でも書いた通り干しっぱなしの洗濯物も。

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 さて、先程とは別の巨大馬車を見付けた一同は、意気揚々と調査を開始します。
 中年騎士さんが、荷台の床に傷が全くついていないことを発見した、その時……!

ナタリー 「こっ、これは……っ!!」 

 突然上がったナタリーの叫び。一同はその視線の元を辿ります。
 そこで目にした物とは……!?
後編に続く)
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ボヘミアン村の謎を追え! その3(後編)

2006/09/19 13:26
(続き)
 ナタリーの語った大賢者バルムントの予言詩第14篇の解釈について、口々に述べる特務部隊一行。
 そんな中、それまで沈黙を保っていた電波ローグさんが、突如口を開き始めました。

電波ローグ 「じゃあじゃあ、あたしの推理言っちゃっていいですか?  あたしっていうより、私からですが……」

 息を呑む一同。そう、彼女は時折こうして「別人格」としか思えない言動をするのです(それが二つ名の由来なのですが)。

電波ローグ 「『人なる獣』を人と、人を含めた近しい種族たちと考えると、その中で最も人と獣を殺しているのは……人間なんですよね。他の動物や魔物などからすれば、生活圏を脅かされる存在として認識されていてもおかしくありません。更に、人間の生活圏は広がる一方。地を覆う勢いと言っても過言では無いと思われます。飢えに苦しむのは……全ての人間に敵対するものがそうではないとは思いますが、その中の何者か、でしょう。そのものたちを救う事象か事件かは分かりませんが、『何か』が北の大地で発生する……という事でしょうか」

 普段の明るい雰囲気とは一変、重々しい口調です。
 ですが周囲のみんなはすっかりこの現象に慣れてしまっているため、誰ももう突っ込みを入れないのでした。

 結局予言詩については関係あるか分からないので保留ということにして、一行はゲフェンへ向かいます。
 ボヘミアン村の最寄りであるゲフェンのウィザードギルドなら、何か関係のある書物などが見つかるかもしれません。

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 ですが……ウィザードギルドは、同門以外に対してはとてつもなく閉鎖的です。
 何しろセージであるナタリーに向かって「魔法の使えない人は帰れ」とか言い出す始末です。魔法使えますってば。
 しかしそこはナタリーも、正攻法では難しいことは事前に予測していました。ナタリーが注意を引きつけている間に、電波ローグがトンネルドライブでこっそり機密書類を写すという連携プレーを行います。もっとも、その様子は中年騎士にはしっかりばれていたようでしたが。
 その後、中年騎士は独自に受付嬢と交渉、堅物の受付嬢から短時間とはいえ閲覧許可を取ることに成功します。
 一体ナニやったんだあんた(本人いわく「えっちなことはしてない」そうですが)。

 さて、ウィザードギルドで資料を調べた結果、ナタリーがある歴史書に面白い記述を見付けました。
 RO世界では1000年前、神・魔・人の間で大戦があったのですが、その大戦で故郷を失い流浪の民となった人たちをかつて「ボヘミアン」と呼んでいたというのです。
 この記述が事実であれば、ゲフェン北西のボヘミアン村は、このボヘミアンたちが流浪の果てに辿り着いた安住の地であるということになります。
 しかしそれならばなぜ、ボヘミアン村の名を歴史から抹消する必要があったのでしょう?
 謎が謎を呼ぶこの状況、もはや改めて現地調査をするしかないでしょう。
 調査はまだまだ終わりそうにありません。

 ちなみにみんながこの歴史書を読んでいる間、電波ローグさんは一人クローンスキルを活かし、ひたすら大量の写本にいそしんでいました。
 しかし目に映る本を、内容を選ばないで片っ端から写本してしまったため、大半が無関係の内容でした。
 そのあまりの膨大な量に、写した内容の整理は4人で手分けして、次週までにやることとなったのでした。




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ボヘミアン村の謎を追え! その3(前編)

2006/09/16 00:31
 前回の調査から3週間後の9/12、ボヘミアン村調査の第3回が行われました。
 第1回と第2回以上に間が空いてるのは、人数不足とか人数不足とか色々理由があったりします。こんな現状打破のために、特務部隊ではあなたの力を常時募集してマスヨ?

 今回の参加者はナタリー、電波ローグ、男装の女騎士、中年騎士の4名。
 前回は不参加だったお目付役の中年騎士ですが、休んでた間に生物学者のトリス・ビンステルン博士(※本人のでっち上げたキャラだそうです)に会って来たとか。
 そのビンステルン博士によると、コボルドは武器によって役割が分かれており、斧・槌・メイスを持っているいわゆる三兄弟は「縄張りの防衛」を、弓矢を持つアーチャーは「縄張りを出ての狩猟行為」を、それぞれ行うとのことでした。
 つまり、ボヘミアン村はコボルドアーチャーの襲撃により壊滅したのではないかというのです。
 もっとも、中年騎士自身はこの説に懐疑的でした。なぜならボヘミアン村には襲撃を受けた痕跡はなく、唐突に住民が消えたような印象があるからです。

 さて、このビンステルン説を耳にしてナタリーは、一つの予言詩を思い出しました。
 それは、かつてレッケンベルに所属していたこともある「大賢者バルムント」(レゲンシュルム研究所クエストでお馴染みのあの人です)が遺した予言詩の第14篇で、以下のような内容でした(※もちろん、内容自体はでっち上げです)。


人なる獣の四なる理より外れし一が地を覆うだろう
人と獣を殺し尽くし、なお草と花をも燃やすだろう
残された者たちは飢えに苦しみ、光を求める
その光は百年の後に、北よりもたらされるだろう


ナタリー 「一行目の『人なる獣』は、やはり亜人種のことなんでしょうね。『四なる理』が、コボルド3種+コボルトアーチャーだと考えると、そこから『外れし一』っていうのが、コボルトアーチャーを指すと思うんです」

 はい。俄然某ルポルタージュっぽくなって来ました。
 その後は、みんなでこの予言詩の解釈について話しました。この詩はボヘミアン村と関係あるのか? それとも偶然の一致なだけで、関係ないのか?
 特務部隊の基本ルールは、言ったもん勝ちです(みんなを納得させないといけないけど)。

男装の女騎士 「『地を覆う』と言うくらいですから、あの村にのみ関する予言とは思いにくいのでは……」
中年騎士 「コボルトにとっての世界ってのはなんだ? 自分達の生活圏にあたるコードの森とその周辺程度じゃねぇか?  ということはだ、コボルトアーチャーがコードの森の生き物を狩りつくし、 結果として食べるものが減り、北にある光=食い物を求めて生活圏を拡大した…… ようするにその予言とやらはコボルトのためのものだった、なんてなくくく」

 そんな中……それまで沈黙を保っていた電波ローグさんが、突如意見を述べ始めました。
後編に続く)
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ボヘミアン村の謎を追え! その2

2006/09/15 16:29
 前回の調査(8/8、この記事)から2週間、8/22。ボヘミアン調査の第二回がやって来ました。
(その中間の8/15は、人数集まらなかったりで違うことやってました)。

 今日はひとまずプロンテラの図書館で、資料・文献を調査しようという話になりました。
 ナタリーはアカデミーの仕事が長引いて遅れているので、別キャラのスパノビ(ナタリーの家の第二執事)で参加です。
 この日から、ギルドのお目付役に騎士団から派遣されてきた男装の女騎士(通称・リボンの騎士)が調査に参加です。
 お目付役には元々別の中年騎士が一人いたのですが、その人が毎集会に来られる訳ではないので、相棒として彼女が派遣されて来たのでした。
 今日は先日の外見幼女プリがお休みなので、執事スパノビ、電波ローグ、男装の女騎士の三人でまずは東図書館へ向かいます。

 手分けして地理誌や歴史書を読んだ結果、次のようなことが判明しました。

1:地理誌での記述は、確かに「馬車のある森」である(騎士団など軍事関係では「ゲフェンフィールドNo.5」という記述を用いている)。
2:1年前の歴史書には、「ゲフェン北西の村に人が住んでいた痕跡があった」と記述されている。
3:3年より前にかかれた歴史書や冒険者名鑑の類は、書架に1冊もない。

 特に3番目なんかめちゃくちゃ怪しいです。作為的な臭いがぷんぷんして来ますね(自分たちでそういうことにしただけですが)。

 さて、ここでナタリーの仕事が終わったので、執事スパノビに代わってナタリーが調査を引き継ぎます。さらに外見幼女プリも到着、4人に増えた一行は西図書館へ移動します。
 そうしたら、なんと! 明らかに「機密書類」と銘打った書架があって、そこを守るようにNPCが立ちはだかっているではありませんか。

外見幼女プリ 「はうあ、追い出された」
電波ローグ 「ダメですよ〜、そこのおじさんには従わないとッ」
男装の女騎士 「機密書類なら、図書館でないところに格納すれば良いと思いませんか?」
ナタリー 「かなり重要な資料なんでしょうか?」

 いかにも怪しいのですが、結局このおじさんはどう交渉しようが機密書類を見せてくれようもなく、今日の調査はここまでとなるのでした。
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ボヘミアン村の謎を追え! その1

2006/09/14 22:05
 それは毎回毎回雑談ばかりで、ギルドの内外から「そろそろ調査活動再開しなさいよー」という突っ込みが溢れ始めていた、8/8のこと。

外見幼女プリ 「なんかね、先輩とうとう彼氏(同盟ギルドのギルマス)と一線越えていくとこいっちゃったってよ?」
電波ローグ 「えーーーーーーーーーーーっ!?」

 などと、今日も元気にギルメンたちは、ギルマス・ナタリーのあらぬ噂を流すのに一生懸命でした。
 おーい、今日はちゃんと調査のためのネタを持ってきたんですってばさー。

ナタリー 「先週のデー……とある機会に気付いて、気になったことを調査します」
電波ローグ 「デートで気づいた事ですかぁ?」
外見幼女プリ 「なるほど、そこで意見に食い違いが起こったわけですね」
ナタリー 「違うってば!」

 ナタリーの気付いたこと、それはゲフェン北西のワイルドローズが大量にいるMAPの呼称についてのこと。
 このMAPは現在は「馬車のある森」か、あるいは単純に「ゲフェンフィールドNo.5」と呼ばれています。
 しかしRO歴の長い方は覚えていらっしゃるかもしれませんがこのMAP、以前は「ボヘミアン村」と呼ばれていました。
 ところが……

ナタリー 「私がアカデミーに入る以前には、間違いなくそう呼ばれてたはずなんですけど、今はどの文書を見ても、ボヘミアン村の名前は無いんですよ」

 そう、いつの間にやらその「ボヘミアン村」という呼称は使われなくなっており、気付けばどこのファンサイトでもその名を見ることはできなくなっていました。
 これをナタリーは「公式文書から『ボヘミアン村』の名前が抹消された」とRP的に解釈。
 さぁ、こうなったらもう特務部隊の独壇場です。

ナタリー 「普通に考えて、わずか3年の間に一つの村の名前が抹消されるなんて、そんなことありますか?」
外見幼女プリ 「うーん……普通はありえませんね……」
ナタリー 「この村の謎を追うというのが、復帰第一弾の特務部隊の調査です。 どうですか?」

 ナタリーの申し出は、もちろん満場一致(と言っても全部で3人だけど)で可決。
 こういう訳で、特務部隊の調査活動復帰第一号は「ボヘミアン村の謎を追え!」に決まったのでした。

 その後現地へ飛んでみると、怪しい点があることあること。
 洗濯物が干したままモンスターの巣窟になっているわ、馬車は深淵の騎士の馬でもないと引けないような巨大な物だわ。

電波ローグ 「ここはまだまだ実地調査が必要そうですね」

 その言葉に頷くナタリーと外見幼女プリ。
 調査はまだ、始まったばかりである。
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このブログの位置づけについて

2006/09/06 23:22
 このブログは単体でもギルドの活動記録として成立していますが、同時にギルド公式サイト「シュバイチェル特務部隊資料室」のコンテンツのひとつでもあります。
 このブログは公開サイトとして、RagnarokOnline関係のサーチエンジンに登録していますが、「シュバイチェル特務部隊資料室」の方は非公開サイトとして、ギルドメンバー以外の閲覧を基本的にお断りしています。
 連絡用という意味もあって、ギルドマスターであるナタリーのプロフィールはこちらにも掲載していますが、その他のメンバーのプロフィールは「シュバイチェル特務部隊資料室」の方のみに掲載しております。
 このブログを見て当ギルドに興味を持って頂けた方は、「ナタリー・エメルタス」までwisか、メールでご連絡下さい。
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ナタリー・エメルタス

2006/09/06 16:27
JOB: Sage [ female ]
BaseLv/JobLv: 97/50

 シュバイチェル魔法アカデミー史学科助教授。
 ジュノー生まれのジュノー育ち。父親はシュバルツバルド共和国評議員リッケルト・エメルタス。
 子供の頃から憧れだったアカデミーに入った後、とんとん拍子に実績を積んでいき、若干23歳の若さで助教授となる。
 その実力を買われアカデミー学長ケイロン=グリックより、世界の謎を調査するための特務部隊の結成を命じられる。

 物腰は穏やかだが、突っ込みは容赦がない。
しかし自分が他人に突っ込まれる事にはあまり慣れていないため、たじたじになる事も。
 眼鏡を外すと眼が「3」になるほどの重度の近眼で、色々な意味で眼鏡を手放す事ができずにいる。
 口癖は「興味深いですね」、
 嫌いな食べ物はジオグラファーのサラダ。
 アカデミーに伝わる「文書武闘術」による近距離複合攻撃を戦闘スタイルとしている。

 最近は同盟ギルドのギルドマスターと恋仲になり、妙に色気づいている。
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シュバイチェル特務部隊について

2006/09/06 15:18
【当ギルドについて】
 当ギルドは、RagnarokOnline Lisaサーバーで活動中のロールプレイギルドです。
「ロールプレイって何ですか?」という方は、まずこちらのサイトなどをお読み下さい。


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【当ギルドの設定】
 当ギルドシュバイチェル特務部隊は、シュバルツバルド共和国首都・ジュノーに存在するシュバイチェル魔法アカデミーに所属する、学術調査のための特務部隊です。
 アカデミー学長ケイロン・グリック直属の部隊であり、主な目的はミッドガルドの世界各地に散らばる謎について調査し、これを解明する事です。
 形式上「部隊」とは銘打っておりますが、軍隊という訳ではないので規律もあまり厳しくはなく、また任務遂行に際しては諸問題に対し柔軟に対応します。


【当ギルドのコンセプト】
 当ギルドのコンセプトを一言で表すなら、トンデモ理論に基づくデンパな学術調査という事になります(某MMRやX-FILEのノリ、と言えば分かる方には分かって頂けるでしょうか)。
 客観的な感覚で言えばどうでもいいような物事に深く注視し、無意味に飛躍した理論に基づいて勝手に世界の謎を解明する、というような事になります。
 その性質上、あまり楽観主義は歓迎されないかもしれません。むしろどんな馬鹿げた事に見えても、あえて危機感や好奇心を煽る方がノリとして好まれます。
 詳しくは、過去の活動ページをご参照下さい。


【当ギルドにおける諸注意】
 当ギルドへの参加をご希望される方は、ギルドマスター「ナタリー・エメルタス」までwisもしくはメールでご連絡下さい。ログイン時間は割と不定ですが、下記のギルドツアーの時間は確実に接続しております。
 なお、当ギルドにレベル・職業・資産・スキル振りなどによるギルド加入制限は一切ありません。ただし、一応ロールプレイギルドですので、キャラクターをプレイヤーと別人として扱えない方は参加をご遠慮下さい。
 現在毎週火曜日22時30分から、調査活動と称してギルドツアーを行っています。このツアーが、ギルド全体としての主な活動となります。

【ギルド概要】
サーバ:Lisa
ギルドマスター:ナタリー・エメルタス(♀セージ)
活動趣旨:一番重要なのは「楽しく遊ぶこと」です。トンデモ電波理論を飛ばしまくって楽しみましょう。
 もちろん、毎回それでは疲れてしまうので、たまにはギルド狩りなんかもしたいと思います。
メンバー数:現時点で10名。うちギルドマスターの別キャラ1名、休止中1名、1年前後不参加の方1名、数カ月間不参加の方のキャラ2名です。
 2006年9/6現在、平均的な集会参加者は3〜4名です。
攻城戦について:ギルドの性質上、現時点では参加予定はありません。
活動場所:プロンテラ城1F、北東の部屋。以下のSSを参照下さい。
 なお、同盟ギルドとの共用です。

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